昨晩のトップニュースに大学生の就職内定率が取り上げられていた。
男子学生は70.数%、女子学生においては68%程度であるそうだ。
3人に1人の学生が卒業を間近に控えた今日でも就職が決まらないようである。
30年以上も前のことであるが、自分の学生時代は所謂バブルに片足を突っ込んでいた景気拡大の絶頂期。当時は、有名国立大や私立大の学生は、「青田刈り」などと言われた就職内定接待が頻繁に行われていた時代である。「是非、当社に来てください!!」と人事担当者がわざわざ日参。
現在、まさに就職活動をされている学生さんにこんな話をしても、なに馬鹿なことを言ってやがる・・・と思われるでしょう。
90年代、バブル崩壊後にも就職氷河期なるものがあったように思いますが、ここまで酷かったとは記憶にない。バブル崩壊後、まもなく銀行を退職し現在の仕事に就いたため、定かではないが・・・・。
聞けば、こんな状況下だから敢えて留年を選択する学生も多いそうである。
切羽詰まった学生の悩みを余所に政治は混迷を深めるばかり。
この地方も、統一地方選に向けて何やら騒々しい。
景気対策に対する議論は、何時になったら始まるのだろう・・・・・。
センター試験も終わり、これから本格的な受験シーズンを迎える受験生。その内の一人に我が息子も含まれるのだが、上手く大学に入学することが出来たとして、その4年後・・・・。
高度成長期に見せた力強いNIPPONが復活していると良いのだが。