8/20/2009

「官僚たちの夏」


最近では、テレビドラマを見る機会がめっきり少なくなってきたが、唯一、日曜日21:00からのTBS系の「官僚たちの夏」だけはある意味興味をもって見ている。

舞台は昭和36年前後。そう、ちょうど自分が生まれた時代。
広辞苑で官僚を開くと、「行政の執行者。官吏。役人。特に政策決定に影響を与えるような上級の公務員の一群。」と記載がある。
「官僚出身の大臣」なんて言葉をよく聞く言葉だ。
ドラマは、昭和30年代の通商産業省を舞台に、高級官僚たちの政策や人事をめぐる熱い思いと、日本を世界と肩を並べる豊かな国にするため、官僚たちがそれぞれの方法で努力を重ねていく姿を描写している。
ここ最近の官僚に対するイメージは「官僚の天下り」「官僚政治」などダーティーなものばかりであったから、特にドラマの中のMR.通産省・風越役演じる佐藤浩一の姿は、古き良き時代を感じさせてくれる。(逆に、自らの権力を欲するために行動をしている政治家に対する描写は、現代と何ら変わらない印象を受けるが。)

2001年の中央省庁再編を経て「通産省(通商産業省)」は「経済産業省」へ、「大蔵省」は「財務省」へと変更がされたが、自分の中では幼少の頃から「通産省」、「大蔵省」時代が長かったせいか、今でもこちらの方がしっくりいく。今の時代、「通産省」、「大蔵省」というフレーズの方が何か重みがあるなと感じる視聴者も多いのではないでしょうか。

原作者、城山三郎の作品(ドラマ)は、今回で2度目である。かなり前だったと思うが、NHKで「価格破壊」を視聴して以来です。この夏休み、TBSに行ったから・・ではないけれど、TBSさんには、今後も2007年「華麗なる一族」(山崎豊子原作)や今回の「官僚たちの夏」に続く社会派ドラマの製作を期待しています。

今週、来週と放映はないようであるが、9/6からの後半、楽しみです。

(法人税)慰安旅行

従業員レクリエーション旅行の場合は、その旅行によって従業員に供与する経済的利益の額が少額の現物給与は強いて課税しないという少額不追及の趣旨を逸脱しないものであると認められ、かつ、その旅行が次のいずれの要件も満たすものであるときは、原則として、その旅行の費用を旅行に参加した人の給与...