今度アニメ版「冬のソナタ」が放映されるそうで、そのキャンペーンに来日したとのこと。
2001年秋、日韓ワールドカップが行われた前年。以前blogにも書きましたが、ワールドカップ見たさにハングルを学習していた時期に「겨울연가 」(直訳すると「冬の恋歌」、日本では「冬のソナタ」)と出会いました。(その前年の「가을동화」(「秋の童話」)に続く四季シリーズ2作目)
ちょうどその頃、学習の甲斐あって、語学を通じて知り合った韓国の知人との会話もハングルである程度できるようになっていました。
そんなある日、その知人から「加藤さんの韓国語は、確かに丁寧ではあるけれども、教科書通りの言い回しで固い。友人同士の会話のときは、もっと気楽な言い回しの方が自然。」と言われ、「これ、今度韓国で始まったドラマだけれど、会話の勉強にはもってこいだから見てみてよ。」と2本のビデオテープを渡されました。
そのビデオこそが「겨울연가 」。
会話の勉強にと勧められて見始めたた「겨울연가 」が、2本目(第1話~4話)を見終わる頃にはドラマの内容に魅せられてしまい、続きが見たくて、東新町(名古屋市)の韓国スーパーに毎週通ったことを今でも覚えています。(そのスーパーでは、衛星TVで韓国ドラマをビデオテープに録画していて、それをレンタルしてもらっていましたので、当時、ほぼ本国とリアルタイムで自分は見ていました。)
2001年当時は、韓国ドラマなどに興味がある人は自分の周りには誰ひとりませんでした。
それだけに、日韓ワールドカップ後、「겨울연가 」(冬のソナタ)がBS1で放映されたことをきっかけに日本で一大ブーム(韓流ブーム)が起きた時は正直驚きました。
そして今朝、「冬ソナブーム」から7年経った今でも熱狂的なファンがいる画を見てまたびっくり。
「겨울연가 」は海外名作ドラマの一つとしてこれからも永遠に語り継がれるのだろう・・・・。
さて、最後に・・・。
現在韓国語を学習されている方、これから始めようとされている方、ドラマの内容はどうあれ、韓国語の学習にとって「겨울연가 」は、その昔知人が私に紹介したとおり、Bestの教材です。
是非、最初から最後まで、字幕スーパー版で見てください。
そして、男性ならば「チュンサン(ペ・ヨンジュン)」、女性ならば「ユジン(チェ・ジウ)」のセリフを覚えて、それを口に出してみてください。
自然と流暢な韓国語が身に付いていくはずです。私は大いに役立ちました。
写真:南怡島・ナミソン 2002年に現地に行きました。その当時は、日本人観光客は殆どいませんでした。