それは、「電子辞書」。
現代社会では、TVにラジオ、新聞に雑誌と多種多様の言語が入り乱れています。
中でも特に気になるのは、英語を引用しての会話や表記が増えたこと。
英語と言うよりも英語らしき言葉というのが正しいのかもしれませんが。
TVで時事討論や時事解説を見ていると、論客や解説者から英語を交えた発言・説明が至所にでてきます。誰でもわかる英語(例えば「長嶋茂雄」さんが会話の中でついつい使ってしまうくらいの英語)ならば問題ないのですが、専門用語が英語に置き換えられると「えっ、どういう意味なのだろう?」と悩みます。
新聞や雑誌でも、ここのところカタカナ表記がやたらと目につきます。
最近では亀井大臣が発言した「モラトリアム」。
英文表記ではmoratoriumと書きますが、「支払猶予」、「支払延期」という言葉(日本語)を用いてくれていたら容易に理解できるでしょうが、初めて「モラトリアム」という言葉を耳にした人は、その意味がわからなかったのではないでしょうか。
そんなわけで、自分は、少しでも言葉の意味が解らないときに「電子辞書」を開くようにしています。
所有する電子辞書には、「広辞苑」「和英」「英和」「英英」「ビジネス英語」「ビジネス用語」が備わっています。これ一つで、殆ど対応できます。
英語のスペルが判らなくても、ひらがな(若しくはカタカナ)で入力すれば、その意味が瞬時に表示されます。
「なるほど。そういう意味だったのか。」と新たな発見をすることしきりです。
また、日頃パソコンを多用することで、逆に文字を書く機会が少なくなったせいもあり、実際ペンを持って紙に書こうとすると漢字が浮かばない・・・・・・こんなときも、「電子辞書」に助けられています。
昔から電子辞書を愛用されている方にとっては、今更・・でしょうが、自分にとっては今、これが最高の道具。
胸ポケットに入るコンパクトなサイズ。
これからも、長い付き合いになりそうです。