午前2時を少し回っていたと思う。
読まれた方は解るだろうが、この作品。最後は「犯人はあなたです。」で終っている。
3時間近くかけて読んで最後に「犯人はあなたです」とはびっくりです。
先日読んだ「どちらかが彼女を殺した」に続き、読み終えてからのストレスは相当のものです。
えっ、結局誰が犯人なの?
「どちらかが彼女を殺した」では犯人の対象が2人。
今回の「私が彼を殺した」では、犯人の対象が3人。
”なるほど”という最後で終ればそのまま枕抱えて寝れたものの・・・誰が犯人かさっぱり解らない。
巻末にまた袋とじが付いていたので、破って解説を読んでみた。
意地悪なことに、袋とじにの解説にもストレートに犯人の名は書かれていない。
しかたなく、今さっき読み終えたページを戻って再度読んでみる。
10分、20分・・時間が過ぎていく。時間が時間だけに、イライラが募る。
もしやと思い・・・パソコンの検索窓に「私が彼を殺した」と打ってみた。
そしたら、またびっくり。出てくる出てくる・・「ネタバレ」解説が。
そのうちの一つを開いてみると、なるほど答えが導かれている。
「そうだったのか。」
時計の針は3時を回ってしまっていた・・・・。