”いじめ”は何故なくならないのか・・・・。
”最近では、学校だけではなく職場でも起きていると聞く。
ある日突然に皆が口をきいてくれなくなる。
何をするにも「のけ者」扱い。
さわらぬ神になんとかで・・・・周りのだれもが見て見ぬふりをする。
手を差し伸べたら最後・・・今度は自分がターゲットにされる。
自分の子供の頃。学校には”番長”なるものがいたが、決して弱い者をいじめることはなかった。
現代社会の”いじめ”はとても陰湿だ。
冒頭に、”いじめ”は何故なくならないのか・・と書いたが、「何故起きるのか」の方が重要である。
自分は、親と学校の先生の威厳が薄れたことも要因の一つだと思う。
子供の頃、学校の先生と言えば”恐い”という印象があった。
悪いことをすれば”ビンタ”が飛んできた。
”ビンタ”されたことを親に言ったならば「そりゃ、お前が悪いことをしたからだ。」と逆に叱られ、親は先生に「これからもビシビシやってください。」と言うのが当たり前の時代だ。
その時代には、「悪いことは悪い」としつけられる環境があった。
それが、いつから変わってしまったのか・・・現代では先生が生徒にビンタを食らわすことがあったなら、暴力教師として親が先生に食ってかかる。新聞沙汰になることさえある。
先生も舐められたもので、生徒から名前を呼び捨てにされるのも日常茶飯事だ。
ビンタされることがないから、本当の痛みはわからない。
悪いことをした時に、言って聞かせるなんて、そりゃ無理な話。
今回の事件も、「制御不能な状態にあった・・」と担任が言ってるそうじゃない・・。
先生が生徒に”いじめ”を受けノイローゼになる時代だ。
政府与党の事業仕分けもいいが、加速して止むことのない”いじめ”問題への取り組みを疎かにすれば、将来の日本は危険だ。