1年の半分が過ぎたことになる。
今日から、私も本格的仕事モード突入です。
さて、W杯の話題に隠れ気味ではありましたが、来る7/11は参院選挙。
消費税増税を中心に議論されています。我が国の財政を考えた場合、消費税増税は避けて通れないScheme。
そんな中、今日付けで国税庁から発表された2010年路線価には、驚いた。
2年連続の下落でマイナス8.0%。
景気判断の指標の一つと言われる土地需要。その低調ぶりがそのまま路線価に表れた格好である。
W杯のお祭り騒ぎをよそ目に、中小企業においては、益々業況悪化の様相を呈している。
リーマンショック、トヨタショックからまもなく2年が経とうとしているが、回復の兆しは見られない。
中小企業はいよいよ正念場を迎えていると言っても過言ではない。
今年に入って報道されたギリシャショックの影響が、ここにきて株価に表れてきている。
下落が止まらない。今日も日経平均株価は年初来最安値を付けている。
我が国の政府は、リーマンショック以降、中小企業に対して様々な金融支援策を行ってきたが、国家の企業支援が国家そのものの財政破綻を招いた一例(ギリシャショック)は、今後の我が国における中小企業支援策にも影響を及ぼしかねない。非常に心配である。
消費税増税論議も重要ではあるが、どうしたら景気を回復させることができるのか、どう対策を練ったら良いのかは、それ以上に急務である。
政党論戦の前に先のW杯日本代表チームの如く、一度位、すべての政党(国会議員)が団結し、「景気回復・景気対策」という一つの目標に向かって戦ってくれたなら、日本の将来は盤石でしょう。
そうは思いませんか。「管直人」監督!!
政治の世界も日本国としてのチームワークを期待して止みません。