ここ2日ほど、朝のワイドショーでも時間を割いて取り上げられている。
以前Blogにも記したが、このドラマは2002年日韓W杯の前年の冬に韓国で配信されたものであるが、当時韓国語を学習していた自分にとって、言語で視聴した初めてのドラマであったので思い出深い。
そして、このドラマがその後、NHK・BSで日本で配信がされるや否や空前の韓流ブームを巻き起こしたことは今更言うまでもない。
今回、「彼が何故死を選んだのか。その理由は・・・」等のマスコミ報道には興味がないが、唯一驚きと感動を覚えたのは、現地まで出向いて弔問する日本人ファンや東京のとある場所に設置された弔問所に多くの日本人が訪れているという光景が映し出された時だ。
海外のエンタテイメントの死で嘗てこのような光景は見たことがない。
ドラマの放映が終了してから6年。その後、最近まで日本で音楽活動をし、人気を博していたことは知りませんでしたが、映し出された画から、彼の魅力をあらためて窺い知ることができました。
想えば、私は1998年に初めて渡韓したのですが、この頃はソウル市内で日本人の女性観光客など殆ど見かけることはありませんでした。
あれから12年が経ち、最近では、「男性観光客<女性観光客!?」。女性の観光客が本当に多くなりました。
このような状況に変化したのも、間違いなく起点は「冬のソナタ」。
日本人弔問客の様子は韓国のTVでも映し出されていると聞きます。
きっと韓国の人々の心を打つことでしょう。
近くて遠い国と言われた両国が近くて本当に近い国となりつつある現在、彼の功績は、主役のペ・ヨンジュン、チェ・ジウと同等、いや同等以上に「冬のソナタ」とともに語り継がれるであろう。
安らかに。