久しぶりに富士山も眺めることができ、ちょっと得した気分。
今回の観戦に際し、ある一つの事に関心を持っていました。
それは、観戦客の数。
自動車産業にとっては、ある一定の車種を除いては今もなお低迷が続いています。
そして周知の通り、HONDAのF1撤退、TOYOTAの富士スピードウエイでのF1開催断念・・と、長年に渡って自動車産業発展のため、各社開発成果を試す絶好の場として位置づけられていた自動車レース界にも、その影響から、暗い影を落としています。
8月に鈴鹿サーキットで恒例のPokka700km(昨年までは1,000km)レースを観戦しましたが、決勝当日は天候にも恵まれ、湿度も低く、絶好のコンディションであったにも拘らず、例年よりも観戦客数が少なかったように見受けられました(実際の数字は確認していませんが)。
景気の低迷もさることながら、世間で言われている若者の車離れも影響しているのか・・・・。
今回の富士もやはり観客の足は鈍いのか・・・・。
そんな懸念を抱いていたからこそ、昨日会場に到着し、グリッドに降り立って、メインスタンドそして第一コーナー特設スタンドに埋め尽くされた観客が視界に入ってきたときは、・・・正直、安心しました。
「これだけ多くの人が観戦のため足を運ぶのだから・・・自動車産業、必ずや復調する。」そう思ったのは、自分だけではなかったはず。
レースを思う存分堪能し、そして、「風を切って駆け抜けるレースマシンよ。この停滞した不況を一気に吹き飛ばしてくれ・・」と願いながら自分は会場を後にしました。