自分は、中学校の入学と同時に豊田市に越してきました。当時は、自宅周りは一面田んぼ。春から夏にかけてはカエルの大合唱です。学生時代に友人からの電話に出ると、受話器の向こうからその大合唱が聞こえるらしく、「一体どんなところに住んでるの?」なんてよく聞かれたものです。
そんな自宅周りもここ数年はアパートが建ったり、住宅が建ったりとずいぶん様子が変わりました。
昨年末から隣の田んぼも埋め立てられて、現在、住宅を建設中。
視界に入る田んぼは、とうとう道を挟んだ一画だけとなりました。
「今年カエルの声聞いたかな?」
あれほど賑やかだったカエルの声が、年々聞こえなくなると思うと、少し寂しい気持ちになります。
これも時代の流れなのでしょう・・・。
間もなく稲刈りの時期。
この夕日に照らされた稲穂が見られるのもあと何年なのだろうか・・・。