歌番組の真ん中には、いつもジュリーがいた。
端正なマスクに透き通る歌声。現代で美形と言えば、福山雅治さんやGACKTさんなのでしょうが・・元祖美形と言えば、私の中では間違いなく”ジュリー”。
先週から2週続けてNHKの夜の番組"SONGS"で「ジュリーwithザ・ワイルドワンズ」が特集された。
1960年代。グループサウンズ全盛期。「ザ・タイガース」「ザ・ワイルドワンズ」はその中心を為していた。
ただ、1961年生まれの自分にとって、グループサウンズ全盛期はまだまだ子供であったから、リアルタイムで見た記憶は薄い。
中学に入学して、人並みに音楽に興味をもち、同時にTVを通じてジュリーと出会った。
勝手にしやがれ、時の過ぎゆくままに、危険なふたり、ダーリング、カサブランカ・ダンディ、サムライ、TOKIO、ストリッパー・・・奇抜な衣装に小道具。そして振付。出す曲出す曲が斬新であり、次はどんな恰好で現れるのか、わくわくしたものだ。
ザ・ベストテンという番組が終わった頃からか・・・TVで音楽番組が激減した。そして所謂「歌謡曲」は姿を消していった。
今でもカラオケに行くとジュリーの歌を好んで歌う。愛用のiphoneにもジュリーのベストが入っている。
先週久しぶりに先の番組で歌手ジュリーを拝見した。流石に還暦を迎えて若かれし頃の面影はないが、歌声は変わっていない。間違いなくスーパースターだ。出来れば、今の若い人たちに当時のジュリーを見せてあげたい・・・そう思った。
ジュリー「危険な二人」
ジュリー「ダーリング」
そして2週連続の2週目の昨日。当時の映像を交えながらの番組、楽しむことができました。懐かしくもあり、ふと当時を思い浮かべました。・・・あの頃、自分も若かった。
また特集してください。是非。ジュリーを。