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多崎つくる



一昨日、東京に行く前の日に本屋に立ち寄り、村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を購入し、東京の行き帰りの車中と東京から帰宅した夜の数時間で読み終えた。読みやすいので、多くの読者は私と同じように僅かな時間で読破されたのではないでしょうか…。
物語の起点が名古屋を舞台としていることからとても身近に感じられた。
多崎つくるが大学進学後に受けた友人たちからの絶交宣告から始まり、その宣告の理由が当の本人が解らないところから物語は始まる。読者である自分もその理由は何なんだろう…と読みながらあれこれ想像する。途中に登場する人物がキーマンになるのか?気に掛かかる。物語の後半に明かされるまで、想像は膨らむのだが、答えは呆気なかった。
推理小説並みに何かしらのオチがあるのかとの期待はある意味裏切られることとなった。読み終えた直後の率直な感想は、この物語は読者に何が伝えたいのか解らない…だった。主人公以外の者の本質が明らかにされずに物語が終わっていることが、最大の理由かもしれない。
村上春樹氏の意図するところは何か?読み終えた後、更に読者に想像をかきたてさせる…。
これこそが、村上春樹の世界観なのか。
表題通り色彩を持たない多崎つくるくんが自分に起こった過去の出来事を解き明かすために巡礼する…確かにその通りではあるのだが、色彩を持たない多崎つくるは、本質的には自分自身の色を持ち、登場する他の人物は逆に色が見えてこない…即ち色彩を持たないのではないのか?読み終えてから一日経ち、このブログを書く頃になってもなお気にかかる、不思議な話だが…。

-- HIROSHI. KATO👍

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扶養控除是正通知

毎年この時期になると前年の所得に対する「扶養控除等是正通知書」が税務署から発送されます。今年も数件のクライアントに届きました。
年末調整を行う際、会社は従業員から提出された”扶養控除等申告書”に基づいて扶養控除の額を計算します。 扶養控除等申告書には、従業員各人が「どなたを扶養しているか」を記載するものであり、一般的には「父母」「配偶者」「子供」が対象となります。
但し、対象となる者が基礎控除(38万円)を超える所得を取得している場合には、被扶養者からは除かれます。
このことは、世間一般、どなたもご存じだと思います。 「旦那の扶養に入りたいから、パート収入を103万円までに抑えてます。」・・・よく聞く話です。
それでは、何故「扶養控除等の是正」が発生するのでしょうか?
ここ数年来の傾向を纏めると、大きく次の4つに原因がありました。
一つ目は、「103万円を超える給与収入があったけれど、そんなに多くないからバレることはないだろうと思っていた・・・・。」 残念なことに、世の中そんなに甘くない。被扶養者が仮にパートやアルバイトであっても、その勤めている会社が、税務署や市町村に源泉徴収票を提出することで判ってしまうのです。
二つ目は、「そんなに稼いでいたとは、知らなかった・・・。」 言っている意味が良く分からないかも知れませんが、要するにコミュニケーション不足。 「息子とは日頃会話する機会が乏しく、アルバイトをしていることは知っていたが、そんなに稼いでいるとは・・・。」がよくある例。扶養義務者の思い込みに因るものと言えます。
三つ目は、二重扶養。例えば、母を自分の扶養に入れていたが、実は父の扶養にも入っていたというような場合。こちらも、二つ目同様にコミュニケーション不足から生じることが多いようです。
最後は、”103万円のマジック”。 あくまでも扶養に入れることが出来るのは、被扶養者の年間の所得金額が基礎控除(38万円)以下であることが条件。 パート収入やアルバイト収入は「給与所得」に分類されます。「給与所得」には、「給与所得控除」が認められていて、この給与所得控除後の金額が所得金額となります。 被扶養者が103万円のパート収入の場合、給与所得控除額は65万円ですから、103-65=38万円が所得金額となり、基礎控除(38万円)以下だから、扶養に入れることができるのです。
ところが、給与所得以外の所得に10…

俺たちの勲章・・・

最近、BSチャンネルで昭和のドラマや映画に嵌っている。
今晩は、俺たちの勲章。
松田優作に中村雅俊、坂口良子・・・
ロケ地が伊良湖岬に篠島。地元にだけに昔の風景に感動!
松田優作、やっぱ恰好いい。足がめちゃくちゃ長い。

高校生の頃、大ファンだった坂口良子。久しぶりに当時の映像見てあの頃が懐かしい。坂口良子が前略おふくろ様で板前役を演じたショーケンの恋人役だったことから、自分もショーケンになりきろうと角刈りにしたことを思い出す・・。

10月後半からは、「俺たちの旅」が放映される。
エンディングに流れる詩が素敵だ。


そしてもう一つ・・・「傷だらけの天使」。是非再放送して欲しい・・ショーケンと水谷豊のコンビ、「アニキ~」のフレーズ・・・久しぶりに見てみたい。




当時のドラマには現代ドラマにはない味がある。





前略おふくろ様

現在CSで放送されている【前略おふくろ様】…自分が15.16の時だから36.7年前のもの。



自分にとって本当に思い出深い
ドラマ。
坂口良子さんが大好きで、ドラマで恋人役のショーケンになりきろうと髪型を角刈りにしたことを思い出す。


36年前のドラマだけど今あらためて見ても感動します。
味のある俳優さんが沢山出ています。中でも川谷拓三


さんのキャラクターは最高。


坂口良子さん、本当に可愛いかったんですよ…。
毎日の放映を録画して、寝る前に見るのが日課。



-- HIROSHI. KATO👍