11/17/2009

金曜日そして帰国


目の痛みから少し解放され、昼食をとって夕方まではイテウォン界隈を散策。
馴染の店を覗いては「久しぶり・・」と挨拶し、コーヒーに健康ドリンクをご馳走になる・・・
お金のかからない遊び方です。

私にとって韓国で欠かすことのできない食事と言えば、「テンジャンチゲ」。
テンジャンとは味噌のことで、直訳すると「味噌なべ」。
テンジャンチゲとご飯があれば、あとは何も要りません。チヂミやビビンパプ、サムゲタンにカルビ・・は全く興味がありません。
お肉ならば、サンギョプサル(豚のバラ肉)が最高です。
あとは、ソウルの中心、明洞(ミョンドン)にあるチュンブキムパプという海苔巻のお店。ここのキムパプは、絶品ですよ。日本人は、殆ど見かけることはありません。明洞のメインストリートにあるのにあまり知られていないのです。

さて、日も沈み、昨日に引き続きCasinoです。実は初日、痛いのを忘れるほど熱中して勝負に挑んだおかげで既に目標を達成しておりました。
友人Sもそれなりに目標に近付けていました。

18時前には、現地に到着しテーブルに着こうと店の門をくぐりましたが、昨晩同様に自分達がプレイしたいゲーム(バカラ)のテーブルは中国人に全て占領されていて一つも席に空きがありませんでした。
仕方ないので、暫くはジャックポット(スロットル)を嗜みました。
1時間ほど時間を潰したあと、席を探しに戻ったところ偶然2席の空きができました。

友人と並んで座り、2日目スタートです。

ところが、昨晩とうって変わって思うように勝てません。みるみるうちにチップが減っていきます。不思議と集中力が欠けているのです。中国人がうるさいのが原因です。こんなことを書くと叱られるかもしれませんが、カジノに来る中国人は、実にマナーが悪い。人の迷惑も関係なし。イライラするから、勝負もなんとなく投げやりに・・・。こうなると、本当に勝てないのです。

イライラも限界にきていた時でした。自分の隣の席の中国人が帰り、年配の日本人が横に座りました。
最初からなんとも妙なおじさんでした。すると、そのおじさんから声をかけられました。「・・・じゃけん」の方言から広島の方?と思いましたが、話していくと福岡のお方でした。
VIPカード(カジノの)をお持ちで、最初にテーブルに○○万円を差し出しチップにお替えになりました。(流石に驚きました。)
正直申しますと・・この時、ヤバイ系かと思いました。
新たなゲームが始まりました。すると突然そのお方から、ある必勝法が伝授されたのです。
これが実に的を得ているのです。いやぁビックリしました。
自分も友人Sも今日は負け・・と思っていたところに、救世主現るです。
チップも底をついていた状況から、あれよあれよというまにドンドン増えて行きます。
いつの間にか、テーブルに座る他の人からの視線すら感じるようになってきました。かなり目立っていたのでしょう。

どんな必勝法?お話しすることは止めておきますが、この方法なら多分負けることはないでしょう。
しかし、妙なおじさんでした。

最初はあちら系のお方かと思っておりましたが、とってもおちゃめなところが笑えました。
ただ、ときどき発せられる”どすのきいた言葉”に、やっぱりあちら系のお方だったのかもしれません・・・
それでも、我々は、その必勝法に被けて「○○おじさん」と途中から呼ばせて頂きました。
名前も素性も判りませんが、3時間ほどご一緒させていただきました。
そのお方、しこたま儲けて、最後に、「おい若いの。二度と会うことないけどがんばり・・。」と言って帰って行かれました。
われわれも程なく切上げましたが、御蔭さまで、懐も温まり楽しい夜となりました。

土曜日の夕方、予定通り帰国しました。
”アクシデント”に”妙なおじさん”となんとも色々な出来事にでくわした3日間でしたが、良い旅となりました。
学生時代の友人というのは気を使うこともなく本当に良いものです。
大学を卒業して30年近く経った今でも付き合えるのは、前にも書いたとおりお互いが変わらないからでしょう。

「来年、また行こう・・。」 セントレアを後にしました。


(法人税)慰安旅行

従業員レクリエーション旅行の場合は、その旅行によって従業員に供与する経済的利益の額が少額の現物給与は強いて課税しないという少額不追及の趣旨を逸脱しないものであると認められ、かつ、その旅行が次のいずれの要件も満たすものであるときは、原則として、その旅行の費用を旅行に参加した人の給与...