8/26/2009

レシートと領収書。


先日、あるCLIENTの社長さんと食事に出かけた時のこと。
飲食代を支払う際に社長さんが「“レシート”ではなく“領収書”をください。」と店員さんにお願いしていたので、「社長さん、”レシート”で大丈夫ですよ。」と口添えしたところ、「本当にいいんですか?」と逆に念押しされました。
実はその社長さん、前に会社を経営している友人と食事に行き、支払い後レシートを受取って店を出ようとしたところ、その友人から、「だめですよ。レシートでは。誰が支払ったかレシートには記載がないでしょ。社名を書いてもらった領収書を受取らないと。うちの税理士さんはそう言ってますよ。」と言われたそうです。
だから、「それ以後、どの場面(金額の大小に拘わらず)でも領収書を受け取るようにしているんだ。」と私に話してくれました。
確かに、その友人の言われたことにも一理あります。
そこで、正解は?ですが、事実関係(実態)が備わっているならば、レシートで充分です。逆に、事実関係の伴わないものは、レシートがあっても領収書があってもアウトです。
事実関係の伴わないもの・・。例えば、レシートの場合で言うと、他人からレシートを貰った場合などがこれに当たります。拾ったレシートも×。領収書の場合では・・。こちらもよく見かけますが、購入した物とは別の物に但し書きを書き替えてもらったり、金額の高い物(例えば償却資産に該当する物など)を購入したのに、これでは即時に経費にならないからと何枚かに領収書を別けてもらったりする場合などが当たります。
いずれの場合も、これらは「粉飾領収書(レシート)」になります。
ところで、実は、レシートの方が優れている場合も多いのです。
例えば飲食した場合や事務用品や家電製品などの消耗品を購入した場合、レシートには何名で何の食事をしたか、また購入物の内容や品番が印字され、この印字こそが事実関係を裏付ける証拠になります。 また、後日事務(経理)処理をする際、この印字内容が役に立ちます。
領収書を書いてもらうのに手間取って、人を待たせ、ビジネスチャンスを逃してしまっては元もこうもありません。先述したとおり、事実関係が全てですから、レシート受け取って直ぐに仕事に向かった方が得策です。
税務調査で、調査官からレシートではだめです・・とは言われることはありません。否認される場合は、元々そのレシートが粉飾レシートであった場合や、内容そのものが会社の経費としてそぐわないものである場合だけです。
 ただ最後に・・・時の経過とともに記載内容が消えてしまうような感熱紙レシートや印字が薄く店名や金額の記載が判明しにくいレシートを受取った場合には、「領収書」に書き直してもらうことをお勧めします。

8/25/2009

計画練り直し・・。

朝晩、過ごしやすくなってきました。

6月半ば、日頃の運動不足解消とメタボ気味の体をシェイプアップするため、暫く物置の中で眠っていた愛車?を引っ張りだし、8月末までの計画を立てて、目標に向けて使用を開始したものの、程なく梅雨入り。
その梅雨がご承知の通り8月までズルズルと長引いたものだから、愛車の出動回数(使用頻度)は激減し、ここまで当初の目標は全く達成できず、計画倒れに終わっている。
8月も終わりに近づき、このままではまずい・・・。
そこで、本日、再度計画を練り直し、新たな目標値を定めることにした。
女心と秋の空?・・9月の長雨、10月の台風シーズンと梅雨の時期同様に天候には悩まされると思うが、取り敢えず年末までの期間、この新たな目標値に近づけるため(目標値は公言はできないが・・)でき得る限り愛車と共に頑張ってみよう・・と思う。

8/24/2009

中京大中京、43年ぶり優勝。


夏の甲子園、中京大中京が43年ぶりに優勝した。
最後は、1点差まで追いつめられどうなるのかと冷や冷やさせられたが、勝った負けたはどうあれ、試合終了後に両投手が互いに検討をたたえる姿は実に美しい光景だった。
夏の大会で愛知県勢が決勝まで勝ち進んだのは、自分が高校2年生の時以来(その時は、東邦高校の1年生ピッチャー、バンビ坂本君が活躍した。)、32年ぶり。
高校野球も、ここ数年、ホームランやヒット、得点が入るとド派手なガッツポーズをする選手が増えてきて、何か高校野球の本質が失われつつあるなと感じていたが、今日の決勝は、両チームともスポーツマンシップに則って、これこそが高校野球という試合を見せてくれた。
試合後、両チームの選手同士が握手し称えあう姿は、まさにそれが凝縮されていた。

さて、昔から高校野球の終りは、夏の終わりを告げるとはよく言ったもので、今日は日差しこそ強いものの、吹く風は心地よく、なんとなく秋の気配が感じられた一日でした。
いつのまにか8月も残すところ1週間。
1年で一番いい季節が、まもなくやってくる・・・。

8/23/2009

最高!

昨日の予選に引き続き、今日は決勝観戦。
トヨタのワークスTOM'sのピット真上の最高の場所での観戦。最高でした。
夏のSUZUKAは、長丁場。昨年までの1,000kmから今年は700kmと、少し短くなりましたが、それでも通常のGTレースの倍以上。約4時間半のバトルです。
TV観戦とは違うリアルタイムのレースシーン。
言葉では言い表すことのできないサウンド(地鳴りのような)とトップスピードの迫力に同行した3名もかなり圧倒されていました。

是非、一度はサーキットに足を運んで、生のレースを観戦してみてください。
リアルでありながらバーチャルと錯覚するような世界が、そこにはありますから。

8/22/2009

SuperGT in SUZUKA 2009 Summer !




今年もSUZUKAの夏がやってきた。
38TH international Pokka GT Summer Special .
明日23日が決勝。
予選日の今日、朝から生憎の小雨。行くのを止めようかと思っていたが、15時過ぎに天候が回復。
18:30からのミラクルナイトセッションに合わせて豊田を出発した。
途中渋滞もなくおよそ45分で到着。(多分かなりのスピードで高速をぶっ飛ばしていたような気がする・・。相変わらずレトロな音楽をガンガンにかけて。今日はジュリーonly・・。)そのおかげ?で、公式予選を途中から見ることができ大満足!
18:30からは、楽しみにしていたミラクルナイトセッション開始。夕暮れ、ライトを点灯したGTcarがサーキットを爆走。甲高いエンジン音、バックファイアーと光のセッションに観客もヒートアップしていました。

ミラクルナイトセッション終了後に豊田にとんぼ返り。
明日は8:00にClient含めた4名で決勝観戦です。
天気良さそうだから、ピットウオーク含めて今から楽しみです。

8/20/2009

「官僚たちの夏」


最近では、テレビドラマを見る機会がめっきり少なくなってきたが、唯一、日曜日21:00からのTBS系の「官僚たちの夏」だけはある意味興味をもって見ている。

舞台は昭和36年前後。そう、ちょうど自分が生まれた時代。
広辞苑で官僚を開くと、「行政の執行者。官吏。役人。特に政策決定に影響を与えるような上級の公務員の一群。」と記載がある。
「官僚出身の大臣」なんて言葉をよく聞く言葉だ。
ドラマは、昭和30年代の通商産業省を舞台に、高級官僚たちの政策や人事をめぐる熱い思いと、日本を世界と肩を並べる豊かな国にするため、官僚たちがそれぞれの方法で努力を重ねていく姿を描写している。
ここ最近の官僚に対するイメージは「官僚の天下り」「官僚政治」などダーティーなものばかりであったから、特にドラマの中のMR.通産省・風越役演じる佐藤浩一の姿は、古き良き時代を感じさせてくれる。(逆に、自らの権力を欲するために行動をしている政治家に対する描写は、現代と何ら変わらない印象を受けるが。)

2001年の中央省庁再編を経て「通産省(通商産業省)」は「経済産業省」へ、「大蔵省」は「財務省」へと変更がされたが、自分の中では幼少の頃から「通産省」、「大蔵省」時代が長かったせいか、今でもこちらの方がしっくりいく。今の時代、「通産省」、「大蔵省」というフレーズの方が何か重みがあるなと感じる視聴者も多いのではないでしょうか。

原作者、城山三郎の作品(ドラマ)は、今回で2度目である。かなり前だったと思うが、NHKで「価格破壊」を視聴して以来です。この夏休み、TBSに行ったから・・ではないけれど、TBSさんには、今後も2007年「華麗なる一族」(山崎豊子原作)や今回の「官僚たちの夏」に続く社会派ドラマの製作を期待しています。

今週、来週と放映はないようであるが、9/6からの後半、楽しみです。

8/18/2009

衆院選公示、選挙戦スタート。


今日18日。第45回衆院選が公示され、選挙戦がスタートした。
4年前の総選挙では「郵政民営化」をテーマに「小泉チルドレン」「刺客」という活字が毎日のように紙上を賑わせ、小泉人気にも肖って自民党の圧勝に終わった。
あれから4年。
事前の予想では「民主党優位」と言われていますが、如何でしょう?
各政党のマニフェストも出揃い、今回の選挙は「年金・医療」「子育て・教育」「経済・雇用」「外交・安保」「地方分権・地域活性化」と大きくテーマが5つに分かれている。
一通り目を通してみたが、判りづらい部分が多い。
どのテーマも我が国にとって重要な課題であることには違いないが、その全部について政党ごとの政策の相違点を理解できる国民がどれだけいるか正直疑問である。
多分?であるが、各世代ごとに若しくは現在おかれている立場ごとにそれぞれのテーマの関心度が違うと思う。
高齢者にとっては「年金・医療」問題は身時かな問題として捉えやすく、小さな子供がいる家庭では「子育て・教育」に関する政策論点に関心がいくでしょう。企業経営者や就職活動をしている者にとっては、「経済・雇用」に重点を置くのではないでしょうか。
一つ言えることは、政党政策の全部を比較対象しないまま、また、政策財源等を理解しないまま、例えば、ある政党の子供一人あたり年31万円の「子ども手当」支給という文言だけで選んでしまう有権者が、周りに少なくないことです。(マニフェストの政策財源に目を移してみたところで、素人には良く判らない言葉が羅列されているので仕方ありませんが。)
自分は、職業柄、この政策財源には興味を抱きます。本当にこの財源で政策が賄えるのか?かなり疑問です。ただ、政策財源→税制改革・税制改正に繋がるため、選挙当日まで各政党の主張に耳を傾け、注視していきたいと思っています。

なにはともわれ、30日までは熱い戦いが繰り広げられることでしょう。

(法人税)慰安旅行

従業員レクリエーション旅行の場合は、その旅行によって従業員に供与する経済的利益の額が少額の現物給与は強いて課税しないという少額不追及の趣旨を逸脱しないものであると認められ、かつ、その旅行が次のいずれの要件も満たすものであるときは、原則として、その旅行の費用を旅行に参加した人の給与...